■「吉本のエージェント契約は破綻している」

 2人が13日にアップした動画『エージェント契約を解説』では、「そもそも吉本で行われているのは、世間一般の『エージェント契約』ではない」という根本について、詳しく説明していた。

「一部報道の“吉本のエージェント(代理人・仲介業者)が仕事をとってくる”という説明に対して、菅は“吉本にエージェント部はあるけど、それは窓口であって仕事をとってくるわけではない”“外部からタレントさんが雇ったマネジャーが仕事をとったり管理する、というのが正しい”と指摘したうえで、世間がイメージする、海外で主流のエージェントとは別である、と説明したんです」(前出の女性誌記者)

 菅はあくまで私見としながらも、吉本が行っているのは「エージェント契約」ではなく「外部マネジメント契約」と話すと、宇治原も「吉本窓口契約」「エージェントの動きしてない」と同意。

「さらに菅は“極論ですよ”と前置きしつつも、吉本のエージェント制度は“破綻している”と指摘。吉本は劇場などでの興行とマネジメントを行う会社で、外部のマネジャーに仕事させるのは、結果的に吉本のマネジャー部の仕事を奪うことになる、と解説し、“マネジメント会社がするべきことじゃない”“エージェント会社ならわかるけど”としたんです。宇治原も“利益が相反している業態を同じ会社でやろうとしている”としていましたね」

 これに関しては、ダウンタウン松本人志(57)も、3月21日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、

「エージェント契約にもいろんなやり方があって。このやり方だと、どうやら吉本が実がなさすぎるというかね。みんながこの契約をしたら吉本つぶれちゃうよ、みたいなんですよ」

 と語っている。

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