■「絶対、ここで終わった方がいい」と考え止めようとした

 山里は当初、スタッフの「サプライズで最後ね、その3人が喋ってるところに来ることできませんか?」という提案に喜んで同意。以前“地上”に降りる機会があった際に加藤が用意してくれた甲冑を着て、「おい、待て、待て!」って行く台本だったと明かした。

 しかし、予想以上に3人が真剣で“芯を食った”話をしていたことから、

「凄い内情というか、自分の思いとか春菜ちゃんと水卜ちゃんへの感謝を加藤さんもしっかり言うし。本当に春菜ちゃんと水卜ちゃんも自分の不安とかも言うし。でも自分がどういうふうに成長できた、どういうふうに感謝してるとか、番組のおかげでとか凄い言っててさ。

 なんか、自分でも気づいたの。“俺、要らなくない?”っていう。だって、水卜ちゃんあたり目が潤んでるわけ。それをさ、横でスタンバってんだよ、甲冑着て。で、みんなが温かい雰囲気になって。俺、思ったの。“絶対、ここで終わった方がいい”って」

 と、感じたことからスタッフに、

「このまま終わった方が多分いいと思うんで、やめときましょう」「(地方まで出張したのは)無駄足とも思いませんし」

 と打診したものの、

「スタッフさんが“ゴー!ゴー!ゴー!”って、俺の話してるスタッフさんのインカムから聞こえてんのよ(笑)

 でも、俺は思ってるわけ。全然、“ゴー!ゴー!”じゃないのよ、空気が(笑)」

 と、ラジオで話していた。

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