堂本剛が『金田一少年の事件簿』以降に共演した、時代を彩る大物女性アイドルたち

　２００１年には『ガッコの先生』（ＴＢＳ系）で教師を演じ、ここでは故・竹内結子と共演。２４歳の頃に出演した『夢のカリフォルニア』（２００２年／ＴＢＳ系）は、柴咲コウと国仲涼子がダブルヒロインだった。

　髪の毛を長く延ばしていた２５歳の頃の主演作『ホームドラマ！』（２００４年／ＴＢＳ系）で、堂本は遂に既婚者を演じる。この作品は事故により家族を失った遺族たちの物語で、堂本が演じた主人公は妻を亡くした設定だった。

　亡き妻を演じたのは、２０００年にＮＨＫ連続テレビ小説『オードリー』に主演した岡本綾だが、彼女は３年後に芸能界を離れてしまった。また、『ホームドラマ！』にはヒロイン格でグラビアアイドル出身の酒井若菜が出ていた。

　グラビア界が人材を豊富に輩出していたのはこの時代の特徴だ。『花より男子』以前の井上真央も出ていたことも特筆したい。

　改めて振り返ると、９０年代後半から２０００年代前半まで、堂本の主演ドラマの多さには驚かされる。だからこその歴代大物女性アイドルたちとの凄まじい共演歴なのである。

（文／ミゾロギ・ダイスケ）

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