■いまさら7年前にハマった本の話?

『“愛するということ”について考える』と、小見出しにも引用されているが、綾瀬が話していた本はドイツのエーリヒ・フロムによる有名な哲学・心理学の本『愛するということ』。日本でもベストセラーになっているが、綾瀬は同書について、14年7月号の『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)で、すでに言及していた。当時の綾瀬は、

《この本を贈ってくれたスタイリストさんも、自分も28歳でこの本を読んで、いいなと思ったから、今読むと30代40代で何かが変わるかも知れないねって渡してくれたんです》

 と答えていた。

「バスケ部だった綾瀬は『SLUM DUNK』(集英社)が愛読書だったことや、現在も『With』に“読書をしたり、ドラマを観たりして~”と話していたり、読書について語っています。

 インタビューで過去と似たり寄ったりなエピソードを話すことはよくありますが、今回の『愛するということ』の話は、鉄板トークというより、いまさら感があるような……“実は言うほど読書してないのでは……”と思われかねないですよね」(女性誌記者)

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