■「1.1%」は予断を許さない絶望的数字
『ラヴィット!』といえば、日本テレビ昼の人気番組『ヒルナンデス!』の朝版のような番組を目指して企画がスタートしたと報じられている。
『ラヴィット!』に対しては視聴者からも「ラヴィット、ほんとにヒルナンデスやん笑」「ラヴィットはアサナンデスに名前変えたら」「ラヴィットはヒルナンデス!のパクリっぽい感じするからアサナンデス!だな!」といった指摘がある。
4月1日には、「超一流料理人が選ぶ『無印良品』の1番美味しいごはんモノ」「余りがちなドレッシングで簡単・激ウマ料理」といった企画が放送され、たしかに『ヒルナンデス!』で取り上げても違和感のない内容だった。
こういった番組内容では、これまで『グッとラック!』を見ていた視聴者が離れてしまうのも仕方がないだろう。また、番組が認知されて新規の視聴者が増えるまでには時間もかかるはずだ。
3月31日、定例会見を行ったTBSの佐々木卓社長は『ラヴィット!』について「明るい雰囲気でとっても楽しい印象」「とても元気にできる顔ぶれかなと大いに期待している」と話した。
「TBSの上層部も、番組が世間に浸透していくには時間がかかるというのを認識しているということでしょう。
しかし、なんです。個人視聴率1.1%というのは、悠長なことを言っていられない次元の絶望的な数字です。いろんな事情があるにせよ、まったく許されることのない成績なんです。これが1週間続くとなると、さっそくテコ入れが入ることになりそうです」(前出の民放キー局ディレクター)