■朝の『ヒルナンデス!』から朝の『バイキング』に……

 吉本興業との契約を解消した、極楽とんぼ加藤浩次(51)がMCを務める『スッキリ』の刺客になるとまで言われ、TBSの期待を一身に背負ってスタートした麒麟・川島のMC番組『ラヴィット!』。しかし、早くもテコ入れの可能性があるというのだ。では、その内容はどんなものになるのだろうか。

「こういった場合、大抵はフジテレビの『バイキング』を目指すことになります。つまり、芸能ゴシップを扱うようになるということです」(制作会社プロデューサー)

『ラヴィット!』と同じTBSの朝8時に放送されていた、TOKIO国分太一(46)がMCを務めた『いっぷく!』は、前番組の『はなまるマーケット』のカラーを踏襲したが、視聴率が振るわずにわずか1年で、ワイドショー的内容の『ビビット』へとリニューアルしている。

「ただ、『ラヴィット!』は“ニュースを扱わない”ことを標ぼうして始まったわけですから、それはできません。芸能ゴシップを扱うことができないのであれば、エンタメ系のニュースを積極的に取り上げて、それをスタジオにいる芸人にああだこうだ言ってもらう、スタジオトーク中心の番組になるという可能性が考えられます。

『ラヴィット!』の番組VTRについては“テンポが悪い”という指摘もありますから、そのVTRをバッサリ切って、芸人にトークで回してもらうという感じでしょうか。番組には吉本を中心に芸人が多数出ていますので、スタジオトークはお手の物ですよね。ただ、そうなると朝の『ヒルナンデス!』ではなく朝の『バイキング』になってしまいますね」(前同)

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