■SHELLYは『ラヴィット!』の危うさを察知した!?
前出の制作会社プロデューサーは続ける。
「もう1つ考えられるテコ入れ案は、“ドラマのTBSの力を借りる”ということ。今、TBSは『半沢直樹』や『恋はつづくよどこまでも』など、社会現象を巻き起こす人気ドラマを次々と生み出していて、ドラマ制作においては民放ナンバーワンの実力です。
番宣ということで『ラヴィット!』に人気ドラマに出演するメジャー俳優にバンバン出てもらって、『ラヴィット!』の注目度も上げるという方法はありえそうです」
前出の民放キー局ディレクターは、「そもそも番組の成り立ちが間違いだったのでは」と話し、こう続ける。
「何かモデルがあって“こういう番組を作りたい”というのは、やっぱり失敗する可能性が高いですよね。それは模倣でしかありませんし、いかに上手に作っても元の番組を超えることはなく、劣化版にしかなりません。
『ヒルナンデス!』に出演しているSHELLYさん(36)は『ラヴィット!』のオファーを断ったと報じられています。断った理由として、打ち合わせの中で、『ラヴィット!』が『ヒルナンデス!』を目指して作られることになる、というのを感じ取ったからではないかともささやかれています。というのも、番組の上層部が外部に対して、“『ヒルナンデス!』を作りたいんです”と明確に語っていたといいますからね。
とにかく、壊滅的な視聴率で終了となった『グッとラック!』よりもさらに悪い、1.1%という絶望的な数字を2日連続で並べた『ラヴィット!』は、開始からまだ1週間ですが、すでに番組存亡の危機に直面していると言えそうです」
『ラヴィット!』は番組開始2週目で早くも内容をリニューアルするのか? その動向に注目したい。