■オズワルドはいたたまれない空気に

 太田は伊藤の悩みについて「関係ないじゃない。審査員の言うことなんて」「どれだけ気にしてるんだよ」と最初こそ励ますような切り出し方だったが、徐々にヒートアップ。

「審査員の意見を聞いて成功したこと俺は一度もないわ!」と発言したのをオズワルドが誰のことかと追及すると「いっぱいいるよ!」「当時ワケの分かんない舛添要一(72)がちょうど……」「そういうのが流行ったんだよ!」と、当時の審査にうんざりしたことを語っていた。

「80年代末ごろ、舛添氏がお笑い審査員をやっていた時期があったんです。18年12月の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)によると、太田が舛添氏に“お前に何がわかるんだよ。『朝ナマ』(「朝まで生テレビ」)にすっこんでろ“と激怒し、会場が誰も笑わずドン引きした空気にしたこともあるそうです。若い頃は本当にトガっていた爆笑問題ですから、納得と言えば納得ですが……」(前出の女性誌記者)

 太田は、伊藤に対して本気のトーンで「他人の言うことなんか聞く必要ないだろ!」「知ったこっちゃねえだろ、審査員の言うことなんか!」と、繰り返し咆哮。伊藤は涙目で黙り込み、相方の畠中悠(33)は共演者に「彼女と親がケンカしているみたいな状況」と評される、なんとも言えない表情だった。

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