■松本との因縁も影響か
「太田のヒートアップぶりと、オズワルドの大ダメージぶりを見るに、実際には太田がもっと激烈な調子で詰めていたのが、大幅にカットされていたのだと思われます。また、実際に名前こそ出しませんでしたが、伊藤にアドバイスした審査員が松本だったことも、もしかしたら太田の琴線に触れていたのかもしれません」(専門誌記者)
太田と松本には、25年以上にわたる長い確執がある。きっかけは、94年7月25日号の情報誌『ホットドッグ・プレス』(講談社)のコラムで、爆笑問題が松本のファッションを“芸能人が流行りの服着てるのはダサい”、“アディダスの広告塔みたい”と痛烈に批判したのが発端。これに対して松本や取り巻きの今田耕司(54)が激怒し、太田を楽屋に呼びつけた、と言われているのだ。
「お前らに問題を出す。いますぐ答えてみい。パイプ椅子で殴られる、芸能界を去る、この場で土下座する」
と、松本は爆笑問題に迫り、土下座させたーー。と。まことしやかにウワサされている。
半分都市伝説のような話だが、事実としては数年前までダウンタウンと爆笑問題が共演することは一切なく、2014年3月の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回で、松本と太田が同じ舞台に上がった際に、大きな話題を呼んだほどだ。
「結果的には全員が集合しましたが、18年に『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でとんねるず・石橋貴明(59)は、当初、フジテレビは『いいとも最終回』でダウンタウンやウンナンと一緒に爆笑問題、とんねるずが一緒にステージに上がるのを、止めようとしていたそうです」(前同)