■『めざまし8』永島アナには課題も浮上

『めざましテレビ』を卒業した永島アナは『とくダネ!』に代わってスタートした新番組『めざまし8』のメインキャスターに就任。俳優の谷原章介(48)とともに、フジテレビの朝の新たな顔となった。

「テレビ各局の評価基準は、世帯視聴率ではなく、13~49歳の“コア層”と呼ばれる若年層の個人視聴率に移行しつつあります。そんな中、『とくダネ!』は視聴率が振るわなかったこともありますが、番組の内容的、そしてMCの小倉智昭さん(73)が70代を超えていることもあり、“若者向けではない”という評価になった。そのため、この3月末で終了したといいます。

 一方の『めざまし8』は、硬派なニュースを取り上げつつも、『めざましテレビ』の“エンタメ色”を踏襲し、より若者に刺さる番組を目指してスタートしました。それでも4月8日の世帯視聴率は5.5%、個人2.8%と、『とくダネ!』と同程度の数字にとどまっているんです」(前出の制作会社関係者)

『めざまし8』の同時間帯、日本テレビでは極楽とんぼ加藤浩次(51)がMCを務める『スッキリ』が放送されており、4月8日の世帯視聴率は7.6%、個人4.0%と『めざまし8』の世帯視聴率を2ポイント以上、個人視聴率も1.2ポイント上回っている。

「『スッキリ』も若者向けの内容です。『めざまし8』は“対『スッキリ』”を意識しているともいいますが、現在は後塵を拝している状態です。『めざまし8』は『めざましテレビ』に比べて“永島アナが活躍する場面が少ない”という指摘もあります」(前同)

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