■出だしは絶好調もキムタクドラマに酷似!?

 初回放送の視聴率は世帯13.9%、個人7.8%という数字を記録した。

「『イチケイのカラス』の初回が記録した世帯13.9%は、最近の月9としてはかなりの好成績でしょう。この枠で放送された2018年1月期『海月姫』以降の11本の作品を見ても、初回で今回の13.9%を超えたのは2018年10月期の『SUITS/スーツ』シーズン1の14.2%だけ。近年稀に見るスタートダッシュです」(前出のテレビ誌ライター)

 素晴らしい船出に成功した一方、『イチケイのカラス』にはネット上で、「『イチケイのカラス』って何か、HEROっぽいと感じるのは俺だけかな」「路線はキムタクのHEROかな」と、木村拓哉(48)主演で2001年1月期と2015年7月期の月9枠で放送されたドラマ『HERO』との類似を指摘する声があがった。

「『HERO』は、『イチケイのカラス』と違って検事が主人公の作品ですが、法律がテーマという点では一緒。また、竹野内演じる入間と木村が演じた久利生は自由で型破り、黒木が演じる坂間と『HERO』で松たか子(43)が好演した雨宮舞子とのキャラ設定も被りますし、似ているとの指摘が出てきたのでしょう。

 両作の類似点を取り上げた記事も出てきていますが、そういった声や報道が出るほど、『イチケイのカラス』が注目されているということですよね」(前同)

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