■東出を匂わせる意味深エッセイ

 唐田は東出との不倫交際中、自身のインスタグラムに2人が共演した映画『寝ても覚めても』のオフショットとして、フィルムカメラで撮影した東出の写真を複数投稿。これが交際を“匂わせ”ているのではと炎上し、バッシングを受けてしまった。

「そのため、エッセイの“写したいと思う瞬間が訪れなかった”という一文は、あまりにも意味深で、東出への思いをつづっているのではないかともささやかれました」(前出の女性誌ライター)

 1月20日発売の『日本カメラ』2月号に掲載されている、連載第2回目のタイトルは「猫」。

 雑誌には光が差してくる上のほうを見つめている猫の写真が掲載されており、そこに添えられた文章では「猫が家に来たばかりの頃はボロボロで、目には色がなく翳りを帯び濁っていた。愛情を求めて彷徨う獣のようだった」とつづっている。

 そして「猫と私は互いに、愛する努力を、愛される努力をした。そうして初めて本当の意思疎通ができるのだと、あらためて知った」と続く。

「もちろん、さまざまな解釈ができるでしょうが、東出と出会ったばかりの自分自身を猫にたとえて、愛情を知らない自分はボロボロだった。でも、東出と出会い、愛し愛されることで温かい感情を手に入れることができたという当時の心境をつづっているような、東出への恋文のようにも思えます」(前同)

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