■最新号の連載では不倫を後悔……?

 最新号となる3月20日発売の4月号には、伐採された木々の間を通り過ぎ、樹木が鬱蒼と生い茂る森の中に入っていこうとする女性の後ろ姿を写す、モノクロの写真が掲載されている。

 また、「強くなりたい、強くならなければいけない。強いふりをしていれば、強さが少しずつ形成されるのではないかと、ふりばかりを、頑張っていた。けれど真の強さというのは、自分自身と真に向き合い続けることだ」という文章がつづられている。

「まるで、不倫をしていた自分は強いふりをしていただけで、実際には弱かった、と言っているようですよね」(前出の女性誌ライター)

 エッセイの後半には「心と向き合うという努力から逃げていた。そうして言葉と心の息の根を止めた。ひとつひとつが必然的にすべて繋がっている」ともつづっている。

「“言葉と心の息の根を止めた”というのは、東出と不倫関係にあった当時を振り返って悔いているとも、また、不倫が報じられて自分の芸能生活が終わってしまった、という意味にも思えます。“ひとつひとつが必然的にすべて繋がっている”というのも、自分のやった過ちが明るみに出てしまった、それによって多くの人を傷つけてしまった、とも受け取れる。

 さらにモノクロの写真も、バラバラに伐採された木々は壊れた自分の心や今までの環境、そこから新たな未来へ向かっていく、という彼女の決意を表現しているのかもしれません」(前同)

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