■例年以上に不安定なスケジュール
1月27日に行われたリモート会見で制作統括の菓子浩氏は、
「年内終了になるのか、まったくわからない。本数も検討中で、例年通り年内で終わるか、(『麒麟がくる』と)同じように年を越すのか。毎週ちゃんと出していけるか未確定なことも多く、調整しているところ」
としており、『青天を衝け』は、例年に比べて不安定なスケジュールとなっている。
「そのため、歴史が大きく動く場面に重点を置いて、細かい日常シーンなどは少し巻き気味なのかもしれません。NHK公式のネット掲示板では“無理に年内放送するのではなく、キチンと全部描き切って欲しい”“ディレクターズカット版を放送やDVD特典にしてほしい”という旨の要望も多いですね」(前出の女性誌記者)
慶喜のシーンがカットされたことに気付く人が多いということは、それだけ作品への注目している人が多いということ。
場面の取捨選択は難しいところだが、スタッフやキャストには、これからも頑張っていただきたいーー。