■人気の秘訣はプロ意識の高さ

「今回の『しゃべくり』では、誰も触れていませんでしたが、『ネメシス』では年齢不詳の詐欺師、マジシャンの緋邑晶(ひむら・あきら)を演じるために、南野は髪を金髪にしています。本人によると、衣装合わせより前に染めていたとか。演技論について、5月14日の『夕刊フジ』では“10パターンは考え、現場で3パターンを試し、1つに絞り込むんです”としており、演技方面でもますます新規ファンが増えそうですね」(前出の女性誌記者)

『夕刊フジ』で南野は、「時代劇で生かせるように」と2年間夜学の着物学校に通ったり、多忙過ぎて点滴を受けながらもテレビ局に駆け付けたことを振り返り、

「アイドル時代、一切手を抜きませんでした。応援してくれる人たちを裏切るわけにはいきませんから。だから、忙しくて恋愛する暇もなかったですね」

 と、高いプロ意識を覗かせていた。

「ナンノ」の愛称で現在も慕われ続ける南野陽子。人気の理由は、ひとえにストイックなプロ意識が大きいのかもしれないーー。

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