■「平凡な女性」も、克服しようとしている
「悪女だけではありません。橋本はそのビジュアルを生かして“マンガの実写化作品”への出演本数も多かった。今年8月に公開される映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』も、原作は『ヤングジャンプ』(集英社)の漫画です。それに、これまで懸念されていた“平凡な少女”役も、克服の兆しを見せているんです」(映画ライター)
地上波ではないが、今年3月20日~4月17日放送のWOWOWドラマ『インフルエンス』で橋本は主演を務めていた。そこで、“地味で普通な女の子”を演じているのだ。
「コメディエンヌ、実写化キャラ、悪女と、着実にステップアップを積んでいる。次に“平凡な女性”をモノにできれば、橋本はもはや敵なしではないでしょうか。橋本自身、昨年10月06日のWebメディア『girlswalker』で、いろいろな役にチャレンジしたいと語っていますからね」(前同)
橋本は、
「女優のお仕事は、辛いこととかいろんなことも全部含めて、楽しいになっている気がします」
「やったことのないジャンルをやってみたいです。ホラー、ミステリー、ドキュメント系、むちゃくちゃな悪役だったり。ミステリーは個人的に好きなので、謎解き系もやってみたい」
と、当時のインタビューで答えていた。
「むちゃくちゃな悪役」を『ネメシス』でかなえた橋本。今後の活躍に、ますます期待が持てそうだーー。