雨が降ろうが雪が降ろうが、それこそメンバーさんたちがいちばんつらいだろうコロナ禍でイベントが中止になろうが、りっすんさんはただただわたしたちの知っている「アイドル・りっすん」としてタイムラインで太陽のように燦々としています。

 元気は押し付けられると受け取りがたいものですが、ただそこにいつもある元気には人は吸い寄せられてしまうようです。自分が元気がない日なんて特に。

そして、いつも変わりなく揺るがない姿にほっとしてから、りっすんさんが笑ってるのだからわたしも大丈夫だろうと気持ちが切り替わります。そこに理屈はいりません。

「寝れば大丈夫!」その言葉を聞いた瞬間、わたしは「そっか!じゃあ人生オールオッケー!」の気持ちになりました。なんだって頑張れる。落ち込んだって大丈夫。そう、たしかに大丈夫になったのです。

■大丈夫が薄れたとしても

 好きなアイドルのライブ前日。楽しみで眠れない夜を過ごし、眠るのを諦めて着ていく服を用意して、寝不足のままだいぶ早めに目的駅について、とりあえずサンマルクでアイスコーヒーを飲んで、リハーサルの様子をSNSでチェックしたり、その日は来られなかったオタク友達に「気持ちは預かったから」とラインを送ったり、開演時間前の1分を1時間くらいに感じたりしながらライブの始まりを待ちます。

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