■まだまだある! 時代劇スターが現役でいられる本当の理由!
かつては、『旗本退屈男』(フジテレビ系)、『子連れ狼』(テレビ朝日系)などに主演し、現在はNHK大河ドラマ『青天を衝け』での徳川家康役が好評の北大路欣也(78)。今も出演オファーが途切れない。
「現在もハードスケジュールをこなせるのは、若い頃に、不健康な生活を高倉健さんにダメ出しされたことが大きいようです。以来、改心してジムに通うなど、体調管理を徹底するようになったとか」(芸能ライター)
また、高齢になってから、住環境を大きく変えたこともプラスになっている。
「今はリゾートホテルのような超高級老人ホームに夫人と暮らしています。食事や医療面の心配のない環境を整え、俳優業を続けるためでしょう」(前同)
『桃太郎侍』(日本テレビ系)、『遠山の金さん』『三匹が斬る!』(テレビ朝日系)など代表作が多い高橋英樹(77)の健康維持の秘訣は、ズバリ“病院”だ。
「病院が好きで、気になったところは、すぐに検査する。体をこまめにメンテナンスすることで、大きな病気を防いでいるのだとか」(スポーツ紙記者)
高橋以前に『遠山の金さん』を演じ、『新五捕物帳』(日本テレビ系)などでも知られる杉良太郎(76)の健康ぶりは、国も公認だ。
「なにしろ杉様は、厚労省の健康行政特別参与ですから。関連して、高齢者へのヒップホップダンスによる健康増進のプロジェクトにも関わっています」(前同)
その体型は『〜金さん』の頃と変わっていない
「若い頃から芸に厳しい人でしたが、それは自らの体を鍛えることにもつながっていますね」(同)
『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)でスターになり、遠山金四郎も演じたことがある松平健(67)も、第一線で活躍。来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』には平清盛役で出演する。
「最近、某有名ジムのプログラムに挑み、17キロもの減量に成功。体力年齢は20代と、ますます若々しくなった」(前出のライター)
一方、『江戸を斬る』シリーズ(TBS系)で、遠山金四郎(西郷輝彦)の艶やかな美人妻「おゆき」を演じたのが松坂慶子(68)。大河ドラマ9作品に出演歴を誇る大女優は、今年も4本のドラマに出演するなど、アクティブに活動中だ。
「90代まで女優を続けたいと発言。そのためにも心身の健康を優先し、過剰なダイエットはしていない。だからこそのグラマラス体型であり、それが魅力になっているんです」(前同)
健康術はそれぞれだが、スターに共通するのは、生涯現役を続ける気持ちを維持していることだろう。