■中野「映像より舞台の方が大変です」
―『ぱにぽよ』と、『トランペットを吹きながら置き引きを防ぐ』と、『グッナイチャンネル』。何か他にも、「これもっと伸びたらいいのに」みたいなのがあれば。
中野「2000年代初頭のギャルのコントがあって。もうルーズソックスで。タイトルは付いてないですけど」
橋本「だいたい1か月くらい前(4月20日投稿)に上げたやつなんですけど」
中野「嘘つきとスゴイ鬼ギャルの友情を描いた、屋上で撮ったコントなんですけど、ぜひ見ていただきたいです。はい」
―さっきの「編集で何とかなる」というのは、ディレクターさん的なマインドなのかなと思いました。ただ一方で、ライブは「生で一発勝負」というところで、2つの考え方がある感じですか?
中野「まったく別物として考えていて、生でやる刺激は映像では味わえない。失敗したらそれをどうカバーするかとか、思わぬところで笑いが起きたりとか、笑い待ちとかすぐ返ってくるので、それはそれを楽しむ。映像は、自分たちの自己満足みたいなのも入れつつ、あとで帰ってくるのを楽しむ感じなので……」
―器用に分けてできるものなんですね。
中野「でも、やっぱり舞台はすごくヘタクソですね。声は通らないし。動きがやっぱり映像で再現しちゃうので、1回ビデオに撮って見てみたりとかしないと。だから……舞台のほうが大変かな」
橋本「うん」
―緊張もする?
中野「緊張もしますし。“オエーッ”って言いながら……」
―爆笑問題さんも、毎月ライブやるじゃないですか。あそこまでの方になったのにやられているのは、やはり刺激になりますか?
中野「もちろんです。タイタンに入りたいって思った理由が、爆笑問題さんを尊敬してるっていう理由なんですけど、いまだに新ネタを下ろしている。それがもう、“絶対この事務所に入りたい”っていう理由ですね」
―すごいですよね。以前、爆笑問題さんにインタビューしたときに「そういう体質になっちゃった」とおっしゃっていました。
中野「カッコいいですよね」
―エレキテル連合さんは、向こう何十年活動していきたい、みたいな意気込みはありますか?
中野「もうほかの職業が、いろいろバイトもやったんですけど、続いたのがこれだけだったので。なんか、おかしなことしない限りはたぶんやっていくんじゃないかなと思います。その、不倫とかね」
橋本「そういうことがない限りはやりますね(笑)。ほかはできない」
中野「バイトできないもんね」