■2週続けて指摘された“DASH化”

『相葉マナブ』の“DASH化”が指摘されたのは、実は今回だけではない。前回8月1日放送の『相葉マナブ』の放送にも「鉄腕DASHと同じようなことやってる」「相葉マナブが鉄腕DASHぽい」との声があがっていたのだ。

「その日の放送では、相葉、澤部、バイきんぐ小峠英二(45)が、鋳物で有名な埼玉県川口市を訪れて、番組オリジナルの羽釜作りに挑戦しました。相葉たちは木型と呼ばれる完成品の原型を制作する現場に立ち会うところから、アルミを流し込む砂型を作成し、実際にアルミを流し込む作業も行い、イチから羽釜を作りました。

『鉄腕ダッシュ』でも2020年3月放送の『DASH島』企画の一環で、SixTONES森本慎太郎(24)が埼玉県川口市の鋳物工場を訪問。相葉たちと同じ鋳物作りの工程を学んで、島に戻って城島茂(50)とともにアルミの弁当箱を作ったことがあったんです。

 2週連続して“類似企画”が放送されたのですから、『相葉マナブ』の“DASH化”の声が上がるのも当然ですよね」(前出のテレビ誌ライター)

 日曜18時台に放送されている『相葉マナブ』は2013年4月から放送開始。現在、日曜19時台に放送中の『鉄腕ダッシュ』は1995年11月に深夜番組として歩みを始めた。

「『相葉マナブ』のほうが後発ですし、“『鉄腕ダッシュ』のパクり”といった指摘が上がりそうなものですが、意外にも“DASHが微妙な分、相葉マナブがより面白く感じる”“相葉マナブから漂う一昔前の鉄腕DASHみたいな雰囲気が好き”“相葉マナブ面白いな。往年の鉄腕DASH味ある”など、好意的な意見もあるんです。

 ある意味で“本家からの乗り換え”とも取れるコメントも寄せられていますが、『鉄腕ダッシュ』はこの数年の間で大きな変化がありましたから、一部の視聴者が離れてしまうようなことがあっても不思議ではないでしょうね」(女性誌記者)

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