■張本勲は問題発言謝罪も、さらに炎上

 ここ最近、信じがたい“ハラスメント発言”をして物議を醸した人物といえば、野球評論家の張本勲氏(81)だろう。

 張本氏は8月8日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、東京五輪女子ボクシングフェザー級で金メダルに輝いた入江聖奈選手(20)に対し、「女性でも殴り合い好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな?」「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って。こんな競技、好きな人がいるんだ」と発言。

 この発言を受けて8月11日、日本ボクシング連盟はTBSに抗議文を提出。翌12日、TBSと張本氏は連盟に謝罪文を送付していたことが明らかになった。

 張本氏は謝罪文の中で「入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」と言葉を寄せていた。

「ただ、この謝罪文の言葉にも批判が殺到してしまいました。8月15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したダウンタウン松本人志さん(57)も“これが許されるなら何を言ってもいいですよね”、“『本当はあれは真逆の意味で言っている』とか『言葉足らずですみません』で全部いけちゃう万能の言葉やな”と皮肉たっぷりに苦言を呈しました」(前出の女性誌ライター)

 ネットにも「そんなに悪いと思ってないが取り敢えず謝罪しておこうという感じでしたね」「そう思っていたから、そう発言したのであって、言い方を間違えたということではないですよね」といった声が上がっている。

 また、「この世代ではこの程度の感覚なんだろうね……」「しょうがないで済ましたらいけないんだけど、しょうがないんだよ。この年代の男性は」という声もある。

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