同曲は深川とファンとの結びつきが強く、グループにとってもファンにとってもひときわ強い思い入れがある楽曲だが、賀喜は5万人の大観衆を前に涙ながらに歌いきり、最後には普段のような満開の笑顔で感動的なパフォーマンスを披露していた。歌唱力はもちろんだが、そこで見せた熱いパフォーマンスを見た多くのファンが賀喜の明るい未来を予測していたことだろう。

 『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)でも『ロンリー・チャップリン』や『淋しい熱帯魚』など昭和の名曲を歌唱し実力を遺憾なく発揮していたのが印象的で、改めてアイドルとしてのポテンシャルを感じさせた。

 さらにはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第153回に生田絵梨花久保史緒里というグループ内でも実力派のメンバーとともに登場。3人は少し緊張を見せながらもユニット曲『やさしいだけなら』を息の合った美しいハーモニーで披露していた。

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