■関係は良好そうでも“微妙な距離感”!?

 11月4日に都内で行なわれた『第3回ベストフォーマルウェアアワード』の会場で娘・すみれ(31)とのツーショットに応じた石田純一(67)。すみれは取材陣に「パパとプライベートでも会っている」「パパがいると安らぐというか、ファミリーがいると心強いですよね」と、関係の良好さを伺わせる発言もしていた。

「そんな石田は、2020年11月に『女性セブン』の取材で映画監督への意欲を見せ、昨年11月放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、息子のいしだ壱成(46)が父から出演オファーを受けていたことを明かしました。石田は、壱成との関係も良好なようですが、過去には関係が最悪だった時期もあったそうです」(芸能記者)

 2018年12月発売の『女性セブン』によると、石田はかつて、壱成を個人事務所に所属させていたが、この個人事務所の経営はなかなかうまくいかず、壱成の稼ぎはすべて事務所の借金返済などに注ぎ込まれたため、父に裏切られたと感じた壱成が心を病んでしまったことがあるという。

「『女性セブン』の取材に対して壱成は、石田家に行って食事をしていると“仮面家族っぽい感じがする”とこぼしていました。また、彼は2018年4月に結婚していますが、その年の8月に放送された『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、父の石田が壱成の結婚を事前に知らなかったという話をしています。

 映画出演の話もあり、最近は親子の距離感は以前とは大きく変わったのでしょう。ただ、過去の発言などを考えると、不仲ではないけど、石田と壱成はべったりではなく、微妙なバランスの上で成り立っている親子関係と言えるのかもしれませんね」(前同)

 親子という近い関係だからといって皆が上手くいっているわけではなく、むしろ近すぎることで激しい衝突が起きてしまっているケースもありそうだ。

「親子といえども、一度関係がこじれるとなかなか良好な関係を取り戻すのは難しい。ましてや芸能人ともなると、松田聖子と神田沙也加、石田純一と石田壱成のように、カネが絡んでくることもある。そうなるとよりこじれてしまいますよね……」(同)

 芸能界の「親子絶縁」。これからまた新たな、親と子どものドロドロ話が聞こえてくるのかもしれない――。

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