テレビ業界が震え、DJ松永が号泣した「マツコ・デラックスの予言」「壊れるしかない」「戦いに来てない」の画像
マツコ・デラックス

 11月13日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に、R-指定(30)とDJ松永(31)によるヒップホップユニット・Creepy Nutsが出演。MCのマツコ・デラックス(49)と「ヒップホップとテレビの現実」を議題に語りあう内容となったが、ここでのマツコの金言と、DJ松永の涙が大いに反響を呼んでいる。

「松永は、出場者たちがラップで対決するテレビ朝日系の番組『フリースタイルダンジョン』が、日本で絶大な流行の兆しを見せながら、男性が女性に対して放ったディス(罵倒)がミソジニーだと炎上した件に触れて、ヒップホップが日本の倫理的なハードルがある限り、これ以上発展することは無理なのでは、という話が出たんですが、ここから番組の空気がガラッと変わりました」(女性誌記者)

 マツコは、ヒップホップがアメリカでは根付いている理由を「リアル(物騒な社会に共感を持つ)な人が相当数いる」と分析し、「日本もそんなにみんなが平和であることを信じる国ではなくなってきて、叫びみたいなものが生まれやすい環境にはなっていることからヒップホップに可能性があるとして、「これ以上大きくならない」のは違うが、「テレビだからダメなのよ」と断言した。

「テレビは“瞬発的にプロパガンダをする”のには適しているものの、フリースタイルが盛り上がった理由が“すごい瞬発力があって賢い”“即興ラップがカッコいい”という方面で盛り上がってしまい、本質の“殺し合い”な部分が伝わらないまま流行させることだけがメインになってしまった、と分析していました。それ自体が悪いかは別として、結果的に“そういうつもりでこの番組を応援してたわけじゃない”という層を大量に生み出してしまった、と語っている最中に、マツコが“ちょっと、なんであんたなんで泣いてんのよ!”と声を上げたんです」(前同)

 見ると、中継されている画面の向こうでDJ松永は目を真っ赤にして号泣。マツコも「不意だったから、私も涙出てきちゃった」と語り、来ていた服の袖で目を押さえた。

 涙の理由について問われた松永は「ちょっと、わかってくれすぎてうれしい」と語ったのだが、マツコも「難しいですよ。テレビでやるっていうのは」と締め、CMに移った。

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