■尾形の脱出劇に目が離せない事態に

「落下から3時間後くらいから“登ってやる”とジャージを結んで通路脇にかかっている穴下5mのロープに引っ掛けようとするも、うっかりジャージを外に投げ飛ばしてしまった結果、なんとパンツもロープの材料にして全裸となり、27回目にして外のロープに引っ掛けることに成功。ただ、フックが弱すぎてすぐに外れてしまい、“クソーッッ!!”“アァーーッ!”と絶叫していました」(女性誌記者)

 その後、2時間以上挑戦し続けた結果、杭が外れてロープが垂れ下がるミラクルが起きたが、今度はその「頼みの綱」が文字通り切れてしまった。残る4人は落下から6時間後のタイミングでネタばらしをしたが、脱出への挑戦を続ける尾形は、スタッフの判断でそのままドッキリ続行。

「逆に新しいロープが手に入ったと前向きにとらえた尾形はさらに長いロープを作り、11m先にある、頑丈なワイヤーに引っ掛けることに成功したんです。さらに、落とし穴の中にあった金具を利用し、ロープを張って脱出しようとするも、腕がロープに食い込む痛みに耐えられず断念。

 そこで尾形は、チャックの先をドライバー代わりにして壁のねじを取り外し、防護用シートを裂いて中身の発泡スチロールをほじくり出して足場を作ったんです」(前同)

 しかし、25登目のチャレンジで固定したロープが外れてしまう最悪の事態に見舞われた尾形は、「折れるわ……」と横になり泣き出してしまった。

 しかし、それでも立ち上がり懸命に這い上がった尾形は、ついに地上への生還を果たした。ちなみに、チャレンジの途中から番組では感動的なBGMが流れていた。

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