■同期の海老原優香アナとの「不仲」と大事な場面での「とんちんかん質問」

 久慈アナは、入社早々に同期入社の海老原優香アナ(27)との間で勃発した“不仲”が、後の番組でも取り上げられるほどだった。

 2020年4月18日放送の『さんまのFNSアナウンサー全国一斉点検2020』(フジテレビ系)では、同期なのに関係がギクシャクしているアナウンサーとして久慈アナと海老原アナが紹介され、MCの明石家さんま(65)も「噂だけは届いてるぞ」とコメント。

 実際の仲を探るべく、同期アナ4人が参加する研修を隠し撮りしたVTRを紹介。先に到着した海老原アナが会議室で待っていると久慈アナが遅れて入ってきたが、2人は挨拶を交わすこともなく、会議室には重たい空気が漂い始めた。

「その後、4人で研修が始まったものの、久慈アナと海老原アナが2人きりになるとまた重苦しい空気が漂い、結局2人が会話を交わすことはありませんでした。2人とも不仲説を否定していますが、このVTRでそれを確信したフジ関係者も少なくないでしょうね。

 また、スポーツ選手への“とんちんかんな質問”も問題視されてしまいました」(前出の制作会社ディレクター)

 久慈アナは『クジパン』に加え、入社1年目の2017年10月から『めざましテレビ』のスポーツキャスターにも抜擢されていた。

「しかし、一流スポーツ選手の記者会見や取材で、とんちんかんな質問を連発したことで、スポーツ担当から外されてしまったといいます。

 2018年2月の平昌オリンピックでは、2大会連続金メダルの羽生結弦選手(27)に対し、同年7月のロシアW杯ではサッカー日本代表の主将を務めた長谷部誠選手(37)に対して、その場にはそぐわない的外れな質問をしてしまったんです。

 質問は同行していた現場ディレクターの指示だったのかもしれませんが、世界的なスポーツの大会直後にミスを連発してしまい、これをきっかけにエース路線を外れ、井上アナに『めざましテレビ』メインキャスターの座を奪われたと言われています。

 そして当然、ステマ疑惑の当事者でもありました。そこも会社にいづらくなった要因の1つかもしれませんね」(前同)

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