■“大穴”なら『笑点』×ダウンタウンのコラボも!?

 もう1人の対抗は瀧川鯉斗(37)だという。鯉斗といえば落語界きってのイケメンとして知られ、『ダウンタウンなう』や『ワイドナショー』(ともにフジテレビ系)、ドラマ『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)など、メディアでも大活躍中だ。

「本当にイケメンですから人気は抜群ですし、テレビ映えは間違いありません。また、彼には元暴走族の総長というストーリーもある。

 ヤンキーネタで大御所の師匠たちを脅すという展開で笑いが取れるでしょうし、師匠たちがビビる姿も面白いですよね。そして本命、対抗に続く大穴の一人だと言われているのが桂宮治さん(45)です」

 宮治は2021年2月に真打に昇進。落語芸術協会の落語家としては、会長で現『笑点』司会の昇太以来、29年ぶりの5人抜きでの抜擢真打となった。

「落語の腕前は確か。また、落語芸術協会の会長は歌丸師匠、昇太師匠が歴任しています。宮治さんはその系譜と言え、歌丸師匠、昇太師匠がいた席を埋めるというのは自然な流れとも言えそうです」

 12月21日、文化放送の定例社長会見にゲストとして登場した宮治は、三平が年内で『笑点』を降板することになり、後任に浮上していると問われた際、「若手大喜利には出ているので、5年、10年後に話があれば嬉しい」と意欲を見せ、「三平師匠、おつかれさまでした」とねぎらいの言葉を送った。

「宮治さん自身はやる気満々といったところでしょうね(笑)。さらにもう1人、思いっきり振り切るのであれば、月亭方正さん(53)というのもない話ではない。もともと人気タレントで『絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)ではお茶の間の人気者。

 方正さんが『笑点』に来るなら、ダウンタウンとの絡みとかも見られるかもしれません。『笑点』とダウンタウンの番組のコラボなんて可能性も十分ある。また、芸人としてはイジられキャラできていましたが、落語には熱心で評価も高い。笑点メンバーと並んでも活躍できるのではないでしょうか」

 三平に代わる『笑点』新メンバーはいったい誰なのか、多くの落語家がソワソワしている!?

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