■TBSラジオや『らじおと』スタッフへの不信感
前出の芸能プロ関係者が続ける。
「昨年11月には『東スポWeb』が“伊集院光のラジオ『来春終了で調整中』”と報じましたが、悩んだ末、伊集院さん自らが降板を申し出たようです。一方的にパワハラだと報じられたことが許せず、局や番組スタッフに不信感が生じてしまったと『文春オンライン』では伝えています。
伊集院さんのラジオへの情熱やこだわりは凄まじいものがあり、共演者やスタッフに求めるハードルも高い。それが新井さんや一部スタッフには“パワハラだ”と感じられたのかもしれません」
一般的なパーソナリティであれば、本番の1~2時間前に局入りして打ち合わせをするが、伊集院は“ラジオの帝王”と呼ばれるようになった現在でも本番4~5時間前には局入りしているという。
「リスナーから届くネタメールにはすべて目を通すという姿勢は、20代の頃に初めて冠ラジオ番組を持ったときから変わっていません。毎週月曜深夜の『深夜の馬鹿力』に向けて、1週間を費やして徹底的な準備をしているわけです」(前同)
前出の『文春オンライン』も、特に月曜深夜は3時までの生放送をこなしたあと、局の床にマットレスを敷いて仮眠をとって、翌朝の『らじおと』に備えていたと、伊集院の“ラジオ愛”を伝えていた。
「ただ、ラジオへの情熱が有り余って、それがこのご時世ではパワハラと取られてしまったこともあったのでしょう。昨年3月の『深夜の馬鹿力』では、伊集院さんが朝の番組のスタッフへの愚痴を漏らす場面もありました」(同)