■「まぁ結構長いよね、俺のカリスマも」

 若者たちの間でのダウンタウン評は、

《個人で面白いし、コンビでやる時も1+1じゃなくて何倍にも膨れ上がる》《不動の帝王みたいな》《なんか(こんがり日焼けが)唐揚げみたいで、そこもカッコいいかな》

 と絶賛の声が連発。この結果には、浜田もスタジオで「あぁそう?」と意外そうに驚いており、松本は「まぁ結構長いよね、俺のカリスマも」とふざけつつも照れ臭そうだった。

「確かに、ダウンタウンは誰でも知ってるレジェンドのコンビではありますが、いまの若い世代にここまで受け入れられていることには、さすがに驚きましたね。こうしたコンビは、もう二度と出てこないんじゃないでしょうか。

 21年末は休止となりましたが、年末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない○○シリーズ』(日本テレビ系)で、どれだけベテランになっても身体を張ったり、新たな笑いを模索し続けている姿勢を見ていると、さすが、と思いますよね。ただ、やはり“コンビ”としてここまで第一線に止まり続けているのは、唯一無二ですよ」(女性誌記者)

 今回の『水ダウ』でも『不仲芸人対抗!スピード解散選手権』というタイトル通り「不仲のコンビ・トリオがいかに早く解散できるか?」を競う企画があったが、不仲とまではいかなくても、コンビは次第に縁遠くなるのが通例だ。

「代表的な例として、ビートたけしさん(75)はビートきよしさん(72)と“ツービート”としてテレビを席巻していましたが、いまやたけしさんは事実上のソロタレント。ほかにもウッチャンナンチャンとんねるずなどの例も思い浮かびます。ウッチャンナンチャンにいたっては内村光良(57)と南原清隆(56)が2人ともテレビで大活躍しているのに、コンビだと知らない人も珍しくないし、2021年は12月28日放送の『ウンナンのニッポン全国大表彰!国民的オブ・ザ・イヤー2021』(日本テレビ系)が“年末にして今年初共演”と、本人たちもネタにしていました」(前同)

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