■スケート競技はフォローを入れたが…
「かなりデリケートな問題だけに、ここまであからさまに中国批判の論調で行くとは思いませんでした。2月7日に行われ、こちらも炎上気味であっったスケート競技『ショートトラック男子混合2000M』は、フォローが入ってはいたようでしたが……」(専門誌記者)
中国にとって今大会初の金メダルを獲得した『ショートトラック男子混合2000M』だったが、世界的に、この判定には“疑惑”が報じられている。
「走者が交代する際には、基本的に選手の体の一部分が触れる必要があるんですが、中国選手同士のタッチがなかったんです。レース後のビデオ判定でもタッチがなかったのは明確で、解説者も“おそらく失格になるのでは……”と中継で言っていたのですが、中国は失格にならず、逆に2位のアメリカが失格して、繰り上げで3位だった中国が決勝に進出したんです」(前同)
この判定に対して特に韓国は怒り心頭で、韓国紙『デーリアン』は、
《審判陣は米国とROCだけを脱落させた後、中国を〝無理やり〟決勝の舞台に上げ、これに力を得た中国が開催国の利点を生かして金メダルを首にかけた》
と報じていた。
「この判定については、平昌オリンピック以降は“タッチできるところで妨害された場合は仕方がない”というルールが追加されたため、正当なジャッジではあったんですが、《それだけ、中国のホームアドバンテージに厳しい目が向けられているともいえる》と、ナレーションは自国びいきな現状も指摘していました」(前同)
そして、6日に行われた日本対中国のアイスホッケーの試合での「応援問題」が『バイキング』では取り上げられた。