東出昌大
東出昌大

 2月15日、俳優の東出昌大(34)の所属事務所が、自社のウェブサイトを通して、14日付で東出と専属契約を解消したことを発表した。

 事務所が発表したコメントは、

〈2020年1月の東出昌大の不祥事以来2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に全力で対処してまいりました。そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました。〉

 としながらも、

〈昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました。〉

 と、トラブル続きの東出を支え続けたものの、ついに契約解消に至ったと報告。「徒労感と虚しさ」という文言には、東出に対する強烈な感情がにじみ出ている、と話題になっている。

「一般的に、事務所が発表するような文書は、ビジネスライクになるものですが、今回はよほど腹にすえかねたのではないでしょうか。

 東出が所属していた事務所は、 やり手の女性社長が仕切っていて、2020年度NHK大河ドラマ麒麟がくる』でヒロインを務めた門脇麦(29)、2018年度NHK連続テレビ小説まんぷく』でヒロインを務めた安藤サクラ(35)、NHK『恋せぬふたり』で高橋一生(41)と共演している岸井ゆきの(29)、そして今回、米アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞にノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』に出演した三浦透子(25)など、実力派の俳優が集まる事務所です」(夕刊紙デスク)

 そうした事務所に所属していた東出は、2013年度NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』では元妻の(36)と共演し、メインキャストを務め一躍有名に。

『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督がメガホンをとった2018年の映画『寝ても覚めても』は、共演した唐田えりか(24)と東出の不倫のきっかけにこそなったが、国際的にも高く評価されており、東出は俳優として出演作品に恵まれてきたといえる。

「なのに東出は、ここまで良くしてもらった事務所からついに愛想をつかされた。やはり、彼の裏切り行為が積み重なって、もはや修復不可能なところまで行ってしまったんでしょうね」(前同)

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