■『ザワつく!金曜日』で第1位の実績も
第5位は『岐阜タンメン』(岐阜県・寿がきや)。
「豚肉、白菜、キャベツ、ニンニクからうま味を抽出し、塩系スープと合わせている」(ラーメンブロガー)
この『岐阜タンメン』はバラエティ番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)の人気企画「ご当地カップ麺No.1決定戦」で、第1位に選ばれた実績もある。
続く第4位には『銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン』(鳥取県・寿がきや)が選出された。
「麵はノンフライ麵でコシが強く、しっとり。特徴的なのは油の甘さです。カップ麺はゴマ油やラード、植物油を用いるものが多いんですが、こちらは牛脂を使用しています。低温で、じっくり炊いたクリアな牛骨スープもさることながら、この牛脂のインパクトが強烈です」(大石氏)
「香味徳」の創業は1949年。実に70年以上も愛されている老舗なのだ。
さて、トップ3発表前に、カップ麺を“味変”させる
「ちょい足し」の基本を、木村氏に教えてもらおう。
「醤油ラーメンなら、ゴマ油で香りがアップ。塩なら、スッキリ爽やかな酸味のレモン果汁がオススメです。みそは、チーズとラー油を足すと辛からみと、うま味が増します。とんこつには、ネギ油、鶏油(鶏皮をフライパンで炒め出た油を使用)が、よく合います」
ちょっとした工夫で、大きな差が出るようだ。
では、いよいよベスト3を発表しよう。