■杉咲花が広瀬すずを大逆転!

 男性問題以外で多いのは、同世代のライバル同士の「共演NG」だ。

「特に同じようなキャラクターの女優さん同士の共演は、オファーの段階で、多くは売れている方から“ノー”が出る。それが事実上の共演NGになるんでしょう。ほとんど所属事務所の判断ですが、女優本人の意向もあるでしょう」(芸能リポーターの城下尊之氏)

 今をときめく浜辺美波(21)には、こんな話が。

「彼女は気が強く、同世代の女優の多くを共演NGにしています。かねてより朝ドラへの出演を熱望していたこともあってか、自分より先に朝ドラヒロインを演じた永野芽郁(22)や、広瀬すず(23)を、特に強く意識している」(テレビ誌記者)

 これも上昇志向ゆえか。

「念願かない、浜辺は23年度前期に放送予定の朝ドラ『らんまん』への出演が内定したと一部で報じられていますから注目です」(前同)

 一方、意識された広瀬にも因縁の相手がいる。第40回日本アカデミー賞で、最優秀助演女優賞をめぐって激突した杉咲花(24)だ。

「15年のドラマ『学校のカイダン』(日テレ系)で共演した際は、杉咲は広瀬の引き立て役でしたが、大舞台で逆転。この屈辱から、最優秀主演女優賞を獲るまでは、杉咲と共演NGなのだそうです」(映画関係者)

 ともに実力派として高い評価を受ける満島ひかり(36)と蒼井優(36)も、共演NGだという。

「10年ほど前、女性ファッション誌上で対談企画があったんですが、強烈に意識し合う2人は、終始、不機嫌モード。終了後、満島は挨拶もせずに立ち去り、ホスト役だった蒼井は“なんなの、あの子!”と怒り心頭だったとか」(出版関係者)

 2人は、その直後にドラマ『若者たち2014』(フジ系)で共演しているが、

「他にも長澤まさみ、広末涼子など、豪華なキャストがそろいながら、ピリついた現場の雰囲気が視聴者にも伝わったのか、視聴率は平均7.7%と低調に終わりましたね」(同前)

 17年に東京国際映画祭のセレモニーで同席し、蒼井が「いつか共演を」と語ったが、これ以降、実現していない。笑顔の裏にある美女たちの意地が、その演技を一層、輝かせるのだろう。

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