
年の瀬に似合うのはやっぱり、心に残る思い出のあの歌。往年のスターが集結する、最高の一夜をここに!
11月16日に発表された『第73回NHK紅白歌合戦』の出場者の面々に、肩を落とした人も多いだろう。
「K-POPグループ5組をはじめ、若者人気の高い歌い手ばかり。“中高年を切り捨てた”と、多くの批判が上がっています」(スポーツ紙芸能デスク)

多くの批判、それは大みそかの風物詩である『紅白』を、多くの人が楽しみにしている証でもある。そこで今回は、「本当に観たい紅白」についての本誌読者アンケートを基に、歌手と曲を選抜。週間大衆流“夢の紅白”を誌上開催しよう!
今回のテーマはズバリ「昭和」。ぜひ、往年のスター歌手たちの全盛期を思い浮かべながら読んでほしい。
■キャンディーズやドリフターズが!
まずは司会者から。紅組は松坂慶子、白組は西田敏行が選出。司会で1回、歌手として4回出場経験のある西田は白い燕尾服、松坂は大胆なスリットが入った赤のロングドレスで登場だ。
「トップバッターはキャンディーズの3人。曲は『年下の男の子』です!」
松坂の言葉でラン、スー、ミキが勢ぞろい。ハツラツとオープニングを飾る。
対する白組の一番手は、ザ・ドリフターズ。『いい湯だな』 『ドリフのズンドコ節』、そして『東村山音頭』と続くメドレーを披露。途中の『ヒゲダンス』では、志村けんと加藤茶がおなじみのダンスで笑わせた。
読者からも熱い声が。
「一度でいいから、キャンディーズの再結成を見たかった!」(65・石川県)
「全員がそろったドリフを、もう一度見てみたい!」(55・東京都)
■ピンク・レディーがUFOを
続くステージには、レーザー光線が放射され、ピンク・レディーが姿を現す。曲は、『UFO』だ。
「この曲は昭和53年(1978年)最大のヒット曲で、日本レコード大賞も受賞しています。ちなみに個性的なあの0 0 振付は、初披露の2時間前に覚えたのだとか」(芸能ライター)
代わっては、西城秀樹がおなじみ『YouNG MAN(Y・M・C・A)』を力唱。サビでは白組メンバーが“Y・M・C・A”ダンスで秀樹の応援だ。