木村拓哉は「ずっといる!」芸能スターが体験した怪談!本当にあった「怖い話」の画像
木村拓哉

 夏は死者の霊が戻ってくる季節。人々を魅了するスターたちは、あの世のものも引き寄せてしまうようで――。背筋がゾワッとする恐怖体験を聞いた!

■つまみ枝豆「『ひょうきん族』欠席理由に明石家さんまは…ビートたけし宅の霊に足首をつかまれた!」

 まず最初は「たけし軍団」の一員で、お笑いタレントの、つまみ枝豆(65)。お茶目なキャラとは裏腹に霊感が強く、過去には数多くの心霊ロケ番組にも出演。

 師匠・ビートたけしの家で見た心霊体験から、死人まで出た心霊番組の戦慄裏話まで語ってもらった!

 あるとき、たけしさんが「家におばけが出る」という理由で、『オレたちひょうきん族』の収録を休まれたことがあったんです。

 明石家さんまさんは「そんな理由で休むな!」と大笑いされていましたけどね。

 実は僕も、そのとき、たけしさんの家で不思議な体験をしているんです。

 当時、僕はたけしさんの運転手をしていたので、ご自宅に上げてもらうことも多かったんですね。

「(亡くなった)オヤジが出るんだよ。本当なんだ」と、たけしさんは言ってきました。ちょうど、たけしさんの煙草が切れたので、隣の和室に新品の煙草があったことを思い出して、取りに行ったんです。その和室に入った瞬間、誰かに足首をつかまれました。

 室内を見渡しても当然、誰もいない。気のせいか、と思い、煙草を手に部屋を出ようとしたら、また足首をつかまれたんです。一度ならともかく、二度も同じ感覚に襲われるなんて。

 これは誰かいるな……。

 ただ、このことはたけしさんには言いませんでした。怖がらせるだけですからね。

 結局、たけしさんはその後、引っ越しされたので、僕も和室で足首をつかまれたことを打ち明けました。

「だろ? あの和室から、毎晩、誰かが歩き回っている足音がしていたんだよ。あれはオヤジだよ」と、真顔でたけしさんに言われたときが一番、ゾッとしましたね。

 ただ、その程度ならマシです。僕は90年代には数々の心霊番組に呼ばれていましたが、今はお断りしています。心霊スポット巡りは危険ですから。

 あれは名古屋の心霊スポットを、僕と霊能者と、3人の若い女性タレントが突撃するという企画でした。

 5か所ほど巡る予定で、最初の心霊スポットが“首塚”。ここで女性タレントのAさんが急に体調を崩されたんですね。うずくまって泣き出してしまったので、

「この子は危ないわ。とりあえずマイクロバスに戻って、休んでいなさい」

 霊能者の方も、すぐに引き返すように指示しました。

 結局、僕たちだけで“首塚”の収録をして、マイクロバスに戻ってきました。

 次の心霊スポットに向かうため、マイクロバスが発進しました。時間はすでに深夜3時を回っていました。

 僕と霊能者の方は一番後ろの席に並んで座り、女性タレントたちは前のほうの席に座っていました。バスの車内は室内灯も消えて、ほぼ真っ暗でした。

 さっき、体調が悪くなった子は大丈夫かな?

 ふと気になってAさんの後ろ姿を見て、目を疑いました。モヤのようにうっすらと、男の左手が見えて、彼女の背中から、這い上がろうとしていたんです。

 なんだよ、あれ……!

 その左手が彼女の後頭部にたどり着いて、ガッと髪の毛をつかむと、後ろに引っ張ったんです。

 首がのけぞる形となって、後部座席にいた僕の眼前に、彼女の顔が……と思ったら、顔はなんと、“血まみれの男”だったんです!

「うわ!」

 あまりのことに声を張り上げると、隣で目を瞑っていた霊能者の方が「何か見えました?」と。

 見るとAさんは普通に座っていたんですが、僕が今、見たモノを霊能者の方に報告すると、すぐにバスを止めて、「あなたは今すぐ帰りなさい。で、明日の朝一番に私のところに来なさい。お祓いをしますから」

 Aさんをマネージャーとともに帰宅させたんです。

 その後、霊能者の方に連絡すると、結局、彼女はお祓いには来なかったという。

 続けて、僕はテレビ局の関係者に、Aさんは大丈夫なのか? と聞きました。

「実はお祓いに行かなかった翌日、交通事故で亡くなったんです。首が……飛んでしまうほどの凄惨な事故で、即死だったそうです」

 思えば、最初の心霊スポットは“首塚”だったんですよね……。

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