■勝負に徹する冷酷さや非情ぶり

 現役時代、爽やかなイメージが先行した原監督だが、17年に及ぶ監督経験の中で、勝負に徹する冷酷さや非情ぶりに“怖さ”を背中にまとったのも事実だ。

「12年、現役時代の不倫関係により元暴力団関係者に1億円を支払った、とするスキャンダルが明るみになった。原さんは不倫と1億円の支払いについて素直に認めたことで、大きなバッシングにはならなかった。これも、原さんが爽やか若大将を脱却し、勝負師のイメージを築いた“産物”だった気がします」(デスク)

 巨人軍監督として積み上げた通算1291勝は、かの川上哲治を超えて堂々の歴代1位。35 年という時を経て、若大将は巨人軍の“総大将”となったようだ。

【画像】原辰徳「巨人軍愛憎35年史」

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