■渥美清や北島三郎も!

 勝新と同じく、魚が好物だったのが、『男はつらいよ』シリーズの寅さん役で知られる、俳優の渥美清

「知人の紹介をきっかけに、愛媛の旅館にお忍びで通うようになり、そこの名物の『鯛めし』を決まって食べていたそうです。鯛はアミノ酸が豊富ですから、英気を養っていたのかもしれませんね」(芸能関係者)

 近海で獲れた天然の鯛の身を、米と白しょうゆと一緒にふっくらと炊き上げたその味は、今もお客さんをトリコにしているのだとか。

●演歌の大御所の特製赤飯

 炊きこみごはんといえば、演歌歌手の雄・北島三郎の大好物も「赤飯」。ただ、普通の赤飯とは、ひと味違うのだという。

「小豆の代わりに、甘納豆を使った特製の赤飯が、北島家の伝統の味だそうです。実は、この“甘納豆赤飯”は、北島さんの故郷である北海道の郷土料理。北島さんはこの赤飯を、舞台の初日に必ずみんなにふるまっていました」(夕刊紙記者)

 豆類は健康食の定番。もちろん、下半身にも効く。

「“畑の肉”と呼ばれるように、植物性タンパク質が豊富で、精力増強が期待できます。また、食物繊維を含むので、腸内環境が整えられ、免疫力の向上につながります」(松田氏)

■YAZAWAの“活力の源”

 同じ豆料理でも、ロックスターの矢沢永吉が好んで食べるのは、「ピータン豆腐」だという。

「あまりプライベートを明かさない永ちゃんですが、2005年放送の『情熱大陸』(TBS系)では、行きつけの中華料理店で食事する場面がありました。

 そこでは“いつもの”と、ピータン豆腐を注文。独特の味わいの逸品だそうです」(音楽ライター)

 実はピータンも豆腐も、精力増強食材なのだとか。

「特に、アヒルの卵を発酵させたピータンに含まれる亜鉛は、男性ホルモンの分泌を促したり、内臓を若返らせたりする働きがある。まさに、生涯現役にピッタリの食材です」(松田氏)

 74歳にして衰えないバイタリティは、ここから生まれているのかもしれない。

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