■郷ひろみ“納豆”の秘密

 豆好きの歌手は他にも。「納豆」を好んで食べるというのは、郷ひろみ。食べ方にも、独自のこだわりがあるようだ。

「郷さんは健康のため、食事中に1口30回噛むことを徹底しているそうですが、納豆は必ず200回かき混ぜるそうです。それが一番おいしく感じるのだとか」(女性誌記者)

 68歳の今でも、変わらぬ若々しさを保っている郷。その秘密は、食生活にあるのかもしれない。

「確かに、たくさん咀そ 嚼しゃくすると、体の代謝が高まり、メンタルバランスが整うなどの効果があります。

 また、納豆をたくさん混ぜることで“納豆キナーゼ”という栄養素が増えて、腸内環境が整い、免疫力を高めるといった働きが期待できる。理にかなっていますね」(松田氏)

■タモリ行きつけの日本そば

 最後は、お笑い芸人。「ビッグ3」の一人で、美食家としても知られるタモリが、こよなく愛しているのは「日本そば」。全国各地に行きつけの店があるという。

「そばに含まれる“ポリフェノール”は、肝臓を若く保つ働きがあります。活力増強はもちろん、お酒が好きな人にとっては心強い味方です。また、そばを茹でたそば湯にもポリフェノールがしみ出ているので、締めに、そば湯を飲むのも有効ですよ」(前同)

■立川談志はウナギが大好物

 一方、“落語界の風雲児”とうたわれた立川談志は、「ウナギ」が大好物だった。

「森鴎外や谷崎潤一郎など、名だたる文豪も通った名店『伊豆榮』(東京・上野)をひいきにしていて、ウナギが二段重ねになった『殿重』をよく食べていました。

 ちなみに、立川流の弟子たちの昇進試験も、この店の別館で行っていました」(芸能関係者)

 夏のイメージもあるが、実は天然ウナギの旬は秋冬。味も栄養価も一段とよくなるのだとか。

「漢方医学で、ウナギは体を温める食材に分類されていて、冬に食べるにはうってつけです。さらに天然物は身が締まっていて、低脂肪高タンパクの理想のエネルギー食。食べる際はぜひ、ぜいたくして、天然物を選んでください」(松田氏)

 さぁ、スターたちの生涯現役メシを見習うべし!

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