■シークワーサーに含まれるノビレチン
遠藤氏がカレーと並び、頻繁に口にするのが、シークワーサーだ。
「シークワーサーに含まれるノビレチンは、神経細胞の突起を増やす効果があり、脳神経によいといわれています。
沖縄県が他県より認知症発症率が低いのは、シークワーサーの影響ではないかと、今も研究が進められているほどです」(同)
現在は少し大きめのスーパーに行けば、シークワーサーの果汁100%で作られた原液が売られているので、これを使えば、手軽に自宅で利用できる。
■中高年世代は昼食を“食べない”選択肢も
一方、あえて昼食を食べないのが、前出の秋津氏だ。
「もちろん、肉体労働者など日中に体を動かしている人は食べたほうがいいんですが、普通の人は無理に食べる必要はないと思います。
特に、中高年世代は、朝昼晩にしっかり食べると、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回って、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクになります」
■胃腸を休める
より健康を意識するならば、近年流行中の“16時間断食ダイエット”に挑戦してみるのも手だという。
「胃腸を長時間、休めることで糖尿、高血圧、高脂血症などの予防になると言われています。
断食と聞くと、何も食べないと思いがちですが、そうではなく、朝はヨーグルトにし、昼食を抜くだけでも同様の効果が期待できます」(前同)