「今週の決断」 ― 本誌
スプリント戦連対率100%Rティサージュの末脚炸裂!!


絶対的王者・ロードカナロアの引退で、今回のスプリンターズSは混戦模様だ。その中で本誌が本命に推したいのは、ローブティサージュ。一昨年冬に2歳女王に輝いてからは、パッとしない成績が続いたが、今夏からスプリント路線に転向すると、才能を瞬く間に開花させた。

函館SSで2着になると、続くキーランドCでは鋭い差し脚で見事、1着に。現時点では、1200メートル戦で、連対率100%[1100]と抜群の安定感だ。しかも、今回は荒れた馬場の新潟最終週での開催。同馬の父は、ダートでの活躍馬を多く輩出するウォーエンブレム。力のいる馬場は、同馬にとっては持ってこいの状況だ。

対抗本戦は、マヤノリュウジン。地方競馬出身から這い上がってきた同馬だが、バーデンバーデンC、UHB賞をともに最速の上がりで勝利。続くセントウルSでは、5着に敗れたものの、上がりはメンバーで唯一の32秒台(32秒9)を叩き出した。3走連続で最速上がりの豪脚を披露。馬場状態のいい大外から一気に突っ込んでくる可能性が大いにある。

さらに、鞍上の池添は3年連続、同レースで馬券に絡んできており[1110]、信頼できる存在だ。この軸2頭のほかに、春のスプリント王者の▲コパノリチャード、重賞3勝で実績十分の△ハクサンムーン。そして、大崩れしにくい△ストレイトガールを抑えておきたい。

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