■袋麺の10倍おいしい食べ方

 カップラーメンだけでなく、インスタントラーメンこと「袋麺」の存在も忘れてはいけない。進化著しいこの分野は、最近になって食べる量が増えたという人も多いはずだ。「袋麺もカップラーメン同様、おいしい作り方の基本は、まず沸騰したお湯に入れること。そして、次に大事なのは麺をほぐすタイミングなんです」

 早すぎても遅すぎてもダメ。達人のほぐすタイミングは「茹でる時間の3分の2程度」だという。「3分で茹でるラーメンなら2分ぐらい。5分かかるラーメンは3分半ぐらいがベストです。さらに、ほぐすときは麺を全部ほぐすほうがおいしくなります。麺の隅々まで熱とお湯が当たるようにするんです」(前同)

 基本的なおいしい作り方が分かったところで、インスタントラーメンに合う“チョイ足し”も聞いた。「駄菓子が一番です。たとえば『うまい棒』は万能の調味料で、とんこつラーメンに明太子味のうまい棒などは相性抜群。とにかくおいしいです。さらに『よっちゃんイカ』を日清のカップヌードルに入れると、シーフード味とはまた違った海鮮風味になって、かなり激ウマです!」(同)

 カップラーメンにも通じるのだが、実は「コブ茶」のチョイ足しも超おススメだ。量は、耳かき一匙ほどで充分。「これには理由があって、ラーメンは動物性。そこに植物性のうまみ成分が重なると、うまみが5倍から10倍まで膨らむんです。これは科学的にも実証されているんですよ」(同)

 インスタントラーメンを侮るなかれ。チョイ足しを駆使すれば、立派な男の手料理になるのだ。

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