05年には同期の早見優、松本伊代とユニット『キューティー★マミー』としてCDをリリース。オールドファンを喜ばせた。
売れっ子ママドルとなるものの、公私ともに順調というわけにはいかず、2人目の夫とも10年の6月に離婚してしまう。
その後、11年には2人の連れ子がいる一般男性と再々婚。7児の母親となった。
以後も関西を中心としタレント活動は順調で、17年にはデビュー35周年記念ライブ『Chiemi Hori 35th Anniversary Live 〜ちえみちゃん祭り2017〜』開催した。
だが、一方で近年の彼女は健康面で心配な状況が続いている。35周年ライブの直後、リウマチと神経障害性疼痛を患っていることを明かし、18年には、「特発性大腿骨頭壊死症」なる難病と戦っていることを告白。さらに、クルマの運転中、交差点で後続車に追突される事故に遭い頸椎捻挫の診断を受けた。
このようにコンディションは万全ではないようだが、今は関西のローカル番組にレギュラー出演。ブログもマメに更新している。
健康的な魅力こそ彼女の持ち味。病気に打ち勝って、歌はもちろん、芝居の方でももうひと花咲かせてもらいたいものだ。
80年代アイドル美女黄金白書
- 第1回 小泉今日子小泉今日子は“過激路線”で80年代アイドル不動の地位を築いた
- 第2回 中森明菜中森明菜“悲劇の歌姫”は80年代から現在をどう走り抜いたか
- 第3回 森高千里森高千里は現在に連なる「美脚&コスプレアイドル」の元祖!
- 第4回 松田聖子松田聖子は「仕事の充実」と「プライベートの謳歌」両方を追求し続けたトップランナー
- 第5回 薬師丸ひろ子薬師丸ひろ子「安売りしないプレミアム感」が特別な80年代アイドルたらしめた
- 第6回 武田久美子武田久美子“貝殻ビキニ”以前の知られざる過去
- 第7回 三田寛子三田寛子「未来の人間国宝」の嫁は80年代最大の勝ち組!?
- 第8回 中山美穂中山美穂「エッチ路線」担当アイドルからパリのマダムに
- 第9回 堀ちえみ堀ちえみ「ドジでのろまなカメ」はママタレとして芸能界で歩み続けた
- 第10回 松本伊代松本伊代「女子大生ブーム」に見事に乗った都会派アイドル
- 第11回 南野曜子南野陽子が「アイドル」から「女優」になるために必要だった衝撃の仕事
- 第12回 三原順子三原順子、“ヘア写真”をリリースした唯一の国会議員
- 第13回 菊池桃子菊池桃子「アイドル誌の雑誌名にもなった」圧倒的な清純性
- 第14回 森口博子森口博子は現在隆盛の「バラドル」のパイオニアだった
- 第15回 長山洋子長山洋子「美人演歌歌手」のアイドル時代を知っているか!?
- 第16回 早見優早見優、初代『Mステ』MCだった、初の“バイリンガルアイドル”
- 第17回 後藤久美子後藤久美子“歌わない”女優アイドルの原点的存在
- 第18回 新田恵利新田恵利、おニャン子クラブの人気を支えた「フツーのちょっとかわいい女の子」
- 第19回 斉藤由貴斉藤由貴、朝の連ドラ主演、紅白司会、歌手出場を成し遂げた「奇跡の清純派」
- 最終回 宮沢りえ宮沢りえ、常識を打ち破った80年代最後のトップアイドル
「80年代アイドル美女黄金白書」最新記事