■山城新伍、渡瀬恒彦…『仁義なき戦い 代理戦争』名言集

「泥棒の番しとるもんが、おどれで泥棒したら、誰がケツ拭くんじゃい!」(広能昌三)女にねだられたテレビを買うために、管理するスクラップを勝手に売った西条(川谷拓三)に広能が大激怒!

「わしの他に誰が跡を引けるんない、のう」(打本昇)まだ、村岡組傘下だった打本(加藤武)は跡目を継ぐ気満々。だが、その器でないことは映画を観ていれば分かる。

「わしが推薦するよ」(青木彦次郎)広能の学校時代の先生がやって来て、教え子の倉本猛(渡瀬恒彦)を、“極道修業させてほしい”と、まさかの嘆願。

「あの人は、極道いうても事業家ですけん」(広能昌三)明石組の相原(遠藤太津朗)から、打本(広能と懇意)に不信感を持ったことを告げられた広能の苦しい返答。

「広島におってよ、わしらより大事な客があるか」(山守義雄)同じクラブ内にいた打本が、遅れて顔を出し「他に客があったもんで」と言い訳すると、山守が恥をかかせる。

「みんなで仲良うに、やっとってくんなはれ」(相原重雄)山守が明石組の前で打本をバカ呼ばわり。それに対する、大組織幹部の相原(遠藤辰雄)による大人なリアクション。

「わしには家賃が高すぎますけん」(武田明)山守は武田(小林旭)に若頭就任を依頼。実力者ながら表向きの自己評価が高くない武田は、一度は断っている。

「いつ、わしが跡目を口にした!」(江田省一)お調子者の江田(山城新伍)は、組の跡目を狙っているかのような言われ方をされ激昂する。図星なのだろう。

「そんな極楽は極道の世界にないで」(岩井信一)広能の兄貴分でもある岩井(梅宮辰夫)は、「わしゃ呉に収まってりゃいいんじゃ」という広能に、こう言った。

「中立でおるよ」(松永弘)山守と広能、二者択一を迫られた松永(北大路欣也)はこう言う。武田に「認められない」と言われて引退。

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