■田中邦衛は二枚舌…『仁義なき戦い 完結篇』名言集

「ええケツしとるのお」(山守義雄)政治結社・天政会(山守組が母体)幹部の葬儀で、故人の娘・かおる(野川由美子)を見た山守の個人的感想。

「ケンカはいつでもできますがね、酒はめったに飲めん」(市岡輝吉)市岡は宿敵である大友が天政会内で浮いていると知ると、騙し討ち的に酒席に招いて接触を図った。

「ウワバミとマムシが連合して牙を向いてきよるんじゃけん」(江田省一)敵対していた大友と市岡が松村憎しで結託し、兄弟盃を交わした事実を、お調子者の江田はこう表現した。

「松村みたいな若造に肩越されて、黙っちょる思うん?」(槙原政吉)若い頃から二枚舌だった槇原(田中邦衛)は、大友に味方になるよう迫られると、こう発言。だが、金で釣られ松村陣営に。

「そこらの店、ササラモサラにしちゃれ」(市岡輝吉)謎のフレーズ「ササラモサラ」は「無茶苦茶」の意味らしいが、広島弁としてもあまり一般的ではない。

「わしが身ひいたら、こんなも一緒に引いてくれるか?」(武田明)長い懲役を経て出所し、揉め事のもとになりそうな広能に対し、一緒に引退を提案。ギブアンドテイクの精神。

「オドレの足元かためてから出直してこいや」(広能昌三)今度は松村に頭を下げられ引退勧告される。広能は拒否し、内輪揉めが絶えない天政会の現状を批判した。

「わしにもいっちょ、乗せたれや」(千野巳代次)反松村陣営の残党が松村襲撃を画策。通りがかりの旅人の千野(曽根晴美)が興味を示し、助っ人を買って出る。

「これを式場のスミにでも座らしてやってくれや」(広能昌三)広能は熟慮の末、氏家以下若い衆を天政会入りさせることを決意。襲名式会場で松村にこう言って頭を下げた。

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