大学ではどんな学生だったのだろうか?

「ちゃんと授業に出席していましたよ。大学に馴染もうとしていたし、積極的に友達を作り、“キャシー”というアメリカンスクール時代のニックネームを学内で広めていました。卒業時には自ら率先して卒業アルバム委員に立候補。大学生活に何か足跡を残したかったんでしょうね」(上智大の下級生)

 アイドル・早見優ではなく、一個人としてキャンパスライフを過ごそうとしていたようだ。

 そのキャリアを2019年目線で俯瞰すると、もうひとつ特筆すべき点がある。というのも、彼女は今日まで続く長寿音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の初代サブMCであり、そのテーマ曲『Love Station』を歌っていたのだ。

 そのタイトルから分かる通り、この番組は“『ニュースステーション』の音楽版”的なニュアンスで始まっている。86年の番組開始当初のメイン司会・関口宏(75)は“ミュージックキャスター”なる肩書きがあり、サブの早見優は“洋楽キャスター”と名乗っていた。やはり、ここでもバイリンガルとしてのスキルが生かされた。

 その後の彼女は、96年に大学時代の先輩にあたる男性と結婚。2児をもうけ、以後はママタレントとしての活躍が目立っている。また、同期の松本伊代(53)とジョイントライブを行うなど歌手業も継続。息の長いタレント活動を続けている。

※画像は早見優の1stシングル『急いで!初恋』より

80年代アイドル美女黄金白書

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