■ミニスカポリスに、ビッグダディの元奥さんもレスラーと結婚

 もともとは佐々木健介の弟子だったが、健介引退後しばらくしてNOAHに入団した中嶋勝彦は12年に結婚。そのパートナーは、もともと新体操選手で、タレント転向後は『新・出動!ミニスカポリス』(テレビ東京系)に“10代目ポリス”として活動こしていた飯作あゆりという女性だった(現在は引退)。

“アイドル”の定義には当てはまらないだろうが、プロレスラーが女性タレントと結婚した例はほかにもいくつかある。

 レスラー活動と芸能活動を並行して行っているAKIRA(野上彰)は、佐伯玲子というお笑い芸人と結婚していた〈*〉。インディー団体を渡り歩いた元レスラーの佐々木義人は、ビッグダディこと林下清志の再婚相手としてメディアに登場し、離婚を経ていつのまにかタレント活動をしていた美奈子と結婚生活を送っている。美奈子にとって、それが4度目の結婚だとか。

 猪木からオカダまで。メジャー団体からU系団体、インディー団体まで。プロレスラーとアイドル、女優らと結婚には目立った傾向が見られない。時代もレスリングスタイルも、団体の大小も問わず、総じてレスラーにはアイドルと結婚できるチャンスがあるということだろう。今後、真壁刀義が松井珠理奈と結婚してもなんらおかしくないのだ。

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