■高島礼子に不倫を迫って
デュエット曲『男と女のラブゲーム』でも知られる女優・芦川よしみの登場は、彼女が32歳のときだった(91年12月23日号)。映画での男女のカラミについて寛平に指南した。「唇でも、指でも、攻めるでしょ。で、相手のカラダが逆の方向に逃げ始めると、その女優さん、嫌がっている証拠ですね」
高島礼子の登場は、彼女がまだ20代後半だった92年6月29日号。「女優なら、いろんなことを経験しとかなアカン」
そう言って、不倫を迫る寛平を軽くあしらった。「私なんかとつきあっても、すぐに飽きちゃいますよ」
92年8月10日号で寛平は、離婚直後で、いずれは再婚も考えているという香坂みゆきにも迫った。「いいですヨ。昔は彼氏一本槍でしたけど、ボーイフレンドはたくさん持つことに決めたんです」
香坂はその後、寛平と同じ吉本芸人である清水圭と再婚した。
演歌界の名花・坂本冬美は、23歳のときに師・猪俣公章(作曲家)と対談(91年2月4日号)。「恋愛するなら芸の肥やしになるような恋愛でなきゃ。(中略)冬美も誰かいるんだろうけど」と、突っ込まれると、「それ、問題発言ですよ」
鉄壁のガード。恋をするように促されるが……。「それじゃあ、頑張ってみます」 その後、演歌界屈指のスターになった彼女は、芸一筋に生き、今も独身である。