浅井裕華とともに「須田会」会員0.5番に

 SKE48のメンバーは元々、SKE48のファンとしてSKEが好きだったパターンが多い。ドラフト1期で加入した福士奈央は熱烈な松井珠理奈のファン、11歳になって加入した倉島実は5歳から松井玲奈のファンとして何度も劇場に通っていた。

 野々垣美希は2013年、13~14歳のときにSKE48劇場のチームKII「シアターの女神」公演で須田亜香里が自分に向かってレス(目を合わせたり指を差したりすること)をしてくれたときから熱心な須田亜香里のファンである。

 2018年4月28日、日本ガイシホールで行われた「SKE48単独コンサート 10周年突入 春のファン祭り!」でチームE昇格が発表された。リーダーは須田亜香里である。発表のときに大泣きした。

 7期生の浅井裕華もSKE加入前から須田亜香里が大好き。チームも同じのため、新幹線で須田亜香里の話だけをずっとするほど話が尽きない。いわば「オタ友」のようなものだ。その様子を耳にした須田亜香里は「須田会」を作ることを提案。

 会長は須田亜香里。会員番号1番は「1」にこだわる2人のことを考え、須田亜香里の提案で、野々垣美希と浅井裕華ともに「0.5番」となった。

 こうしてメンバーでありながらオタ活を続けていけることが生きがいのひとつでもあった。

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