だが湯浅は、この予告映像の位置づけ自体を読み替え、YouTube上にアップする映像を予告ではなく本編として扱った。すなわち、彼が個人PVとして完成させたドラマ作品の本編前半を、体裁上は「予告編」としてYouTube用の映像とし、その続きとなる本編後半をシングル付属のDVDに収録した。

 この試みが初めて行なわれたのが、13枚目シングル『今、話したい誰かがいる』収録の、生田絵梨花の個人PV「赤い傘のひと」だった。

https://www.youtube.com/watch?v=Y4tKULF4Oio

(※生田絵梨花個人PV「赤い傘のひと」前編)

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