■東京の立ち食い名店を次々に実食

 そんな目の付け所のよい栞里が次いで向かったのが、立ち食いうどんの名店「おにやんま」新橋店。日テレの番組への出演が多い栞里は、週の大半は同局のある、サラリーマンの聖地・新橋で食事を取る。だから、立ち食いにますますハマったのだろう。

 五反田に本店を構えるおにやんまは、本場讃岐のうどんのおいしさに衝撃を受けたオーナー兄弟が現地で修業後に開業。今では他に中目黒や日暮里など、都内に6店舗を数える。食券を購入後、すぐ作り始めるシステムゆえ、うどんの提供までわずか15秒しかかからない。

 関東人向けにいりこだけでなく鰹節も効かせた出汁と、独自の配合で数種類の小麦粉を混ぜて作る自家製麺が売りだが、ここもまた、鶏天がジューシーで旨いのだ。番組でも栞里は「とり天ぶっかけ」(450円)をオーダー。「つるつる加減もベスト。コシもしっかりあるし、おいしい」と絶賛の嵐で、衣薄めの鶏天をパクつき、麺を切らずに一気に啜り、わずか7分で完食した。

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